間違えずに進むために(私的道標について)

暖かい春の陽射しの中を自転車で駆けるのが好きです

とくに目的はなくてもいいけど、
どうせならちょっとお茶でもという感じで行くのがいいです

私の愛車は一万円くらいで手に入れた16インチのミニサイクルで
もう随分傷んでいますが、サドルやタイヤを交換しながら乗っています
後輪はもう三回は替えたかと思います

そのミニサイクルで片道16キロの義理の妹の家まで遊びに行ったりもします

小さいので小回りが利くのと、軽いので高さのある駐輪ラックにも載せやすいのが気に入っています

ミニサイクルだと変速機がついてなくても坂道を上るのがラクで良いです

 

私の人生の中では、たぶん6台目か7台目の自転車で
ミニサイクルを乗るようになってからは3台目になります

前かごをつけていないので、荷物を運ぶのに不便だなと思うことはありますが、ハンドルにひっかけられるくらいのものしか持たないと割り切っています
(お気に入りのクラッチバッグが使いにくくなるのは残念ですが)

 

好きな道、好きなコース、好きな場所もいくつかあって
これからの季節が本当に楽しみです

 

天気の良い日に自転車に乗っていると何とも言えない清々しさがあって、快楽物質がドバっと出ている感じで、私は自転車に乗る以外の運動的なことがほとんどできないのですが、自転車のおかげで外に出て運動不足も少しは解消できてるかなと思います

 

先日そんな自転車に乗りながら、ふと思ったことがあって、それは

走ったり泳いだり、球技やヨガなんかは私には向いていないけれど、私には自転車があって、それもストレス発散ってレベルじゃなくて、最高にハッピーになるレベルで楽しむことができて良かった、って

それで、ああ、私は自分の人生の中でもっとこういう気持ちになれることを増やしていきたいな、増やしていこう、みつけよう、こういう気持ちで過ごせることをたくさんたくさん作っていこう、って

 

行動の意味とか結果を考えずに(行動の意味や結果に優劣をつけずに)、単純に自分にとって心地よいと思えることを、そういう事柄を、時間を増やしていこう、と思ったらそれは、そう思うことだけで何だか幸せな気分になれたので、きっとそう考えることは私にとって正しいことなんじゃないかと思うのです

自分の心に従うことなく幸せにはなれないと思うから、私はもっと心地よさを信じてそれを道標に進んでいこうと思います。